「ヨーグルトメーカーを活用する!」
――ということで、今回は鶏ハムを作ってみることにしました。
低温調理をすると、鶏むね肉がパサパサにならずジューシーに仕上がるそうです。
その話を聞いて、シャトルシェフを使って作ったことがあります。
シャトルシェフでの作り方は
・ジップロックに入れた鶏むね肉を85度に温めた湯と一緒に鍋に入れ、シャトルシェフにセットします。
・しばらくして鍋のお湯が冷めてきたら、鍋を火にかけて85度まで温めて、またシャトルシェフに入れて…。
…ということを繰り返します。
この方法でもシャトルシェフの保温機能は優秀なので、かなりほったらかし状態で作ることができます。
ただ本当に少しずつですが温度は下がっていくので、今何度になっているのか温めなおさなくていいのか気になってしまうことが欠点でした。
その点ヨーグルトメーカーであれば、設定した温度を保ち続けてくれます。温めなおす必要がなく、本当にほったらかしで調理することができるんです。
難点を上げるとするならば、ヨーグルトメーカーの設定可能な温度が65度までなことでしょう。
ヨーグルトを作るには十分な温度設定なんですけどね。そもそも肉を調理するためのものではないですし(><)
ヨーグルトを作った時の記事はこちらです。
甘酒を作った時の記事は こちらです。
目次
材料(準備するもの)
鶏むね肉 … 約1㎏・3枚分
クレイジーソルト … 適量
ヨーグルトメーカー … クビンスのヨーグルト&チーズメーカー
作り方
1.鶏むね肉を観音開きに切り開き、クレイジーソルトをふりかけ、よくなじませます。
※皮を取り除く場合は、この時点で取り除いてください。
鶏むね肉は室温に戻しておくと、この後に中まで熱を通しやすくなります。
塩の量は肉に対して約1%を目安に振りかけるといいと思います。
多少薄味になったとしても、出来上がったあとにソースをかけてもいいので、はじめは少なめにして調節していくといいと思います。
2.均等な太さになるよう巻きます。
熱に火が均等に通るように円柱になるように丸めます。
3.それぞれラップで包み、ジップロックに入れます。
※私はIKEAのジップロックを使っています(安いから!)
複数本入れるので、それぞれラップに包みます。
オリーブオイルを使う場合は、ここでなじませて包みます。
1本だけなら、ラップに包まず直接ジップロックに入れていいと思います。
4.容器に入れ、約65~70度の湯を入れます。
※沸かした湯と水を混ぜて温度を調整していきます。
すべて湯につかるよう、容器いっぱいお湯を入れました。
5.容器を本体にセットし電源を入れ、温度を65度・時間は10時間に設定しスイッチを入れます。
※設定可能な最高温度が65度なので、65度にしています。鶏むね肉が1㎏とたっぷりあり、中までしっかり熱を入れたいので、時間は長めの10時間にしました。
6.終了音が鳴ったら取り出し、中まで火が通っていたら完成です。
出来上がり
3本とも輪切りにしました。この時、中が赤いなど少しでも気になった時は、そのまま電子レンジで温めてしまいます。
このまま食べてもおいしいですが、ハニーマスタードやバジルソースをつけて食べてもおいしいです。
時間はかかりますが、下ごしらえが済めば、あとはほったらかしで出来上がります。鶏むね肉が安売りすると、ついつい作ってしましますね。
今回、作ってみて
ほったらかしで作れるのは、楽で大変便利なのですが、クビンスのヨーグルトメーカーでは65度までしか温度が上がらないこと。
発売されているヨーグルトメーカーの中には、70度まで設定できるものがあります。
タニカのヨーグルティアです。日本で初めての製造されたヨーグルトメーカーだそうです。
クビンスのヨーグルト&チーズメーカーと比べて良いなと思う点は、
・温度設定が25度~70度で、1度刻みで設定できる。
・時間設定を30分・1時間~48時間で、1時間刻みで設定できる。
…にある、「70度と高めの温度設定ができる」「30分という短い時間設定ができる」という2点です。
設定時間に30分があるのは、温泉卵を作るためですね。
全5色のカラーバリエーションに丸っこいフォルムでかわいらしい見た目です。
気になるところを上げるとすれば、専用容器の容量が1200㏄(クビンスは2000ml)と少しちいさめなことでしょうか?